第8章 結婚式
美和「でも…2人とも可愛いからうちの息子達のお嫁さんにいいわ〜!」
『「お嫁さん!?」』
驚いた2人は声を合わせる
麟太郎「ははは、まだ早いんじゃないか?」
美和「そうかしら?私は義兄妹愛にも寛大よ!」
絵麻は顔を赤くし、は苦笑い
美和と絵麻が2人仲良く話している間に、は静かに麟太郎を見つめる
麟太郎「絵麻の事ありがとう」
『……麟太郎さん。約束は守って下さいね。もう時期お金が溜まります』
麟太郎「っ…本当に1人で生きていくのかい?」
『……麟太郎さんにはお世話になりました。けれど私はもう1人で「ダメだ!」』
絵麻「パパ?急に大声出してどうしたの?」
絵麻がキョトンとした顔を向ける
『……なんでもないよ、お姉ちゃん』
にこやかに笑うに絵麻はそっかと美和と談笑を始めた
『今日はおめでたい日です。話はまた後日で。ご結婚おめでとうございます』
は麟太郎に微笑み頭を下げた