第6章 最高級の苺
しばらくして
『お騒がせして申し訳ありませんでした』
ぺこりと頭を下げる
右京「受け取っていただけますか?」
雅臣「受け取ってくれるかな?」
差し出された最高級の苺
は泣いてしまった恥ずかしさと、嬉しさで照れ笑いで頷いた
その照れ笑いさえ2人を欲情させるには十分だった
『3人で食べませんか?』
は受け取ると顔を洗い、苺を洗う
『練乳、練乳…』
ゴソゴソと冷蔵庫を漁るを横目に2人は溜め息を吐いた
右京「雅臣兄さんが居てくれて良かったです」
雅臣「僕も右京が居てくれて良かったよ」
そして器に盛られた苺と練乳を持ってきた