第1章 出会うべくして
「…うーん。
私あんまり友達いないしなぁ。」
大学での昼食中。
相葉ちゃんへ誰か紹介出来ないかと、
へ相談してみる。
「芸能人と一般人だと
難しいよなぁ。」
このカレー本当に美味い!
「翔は芸能人だもんねぇ?
やっぱその、一般人とは
付き合ったりとかは考えない感じ?」
え、意外。から
そんな質問が来るなんて。
「俺は関係ない。
でもお互いが無理してまで
付き合うって事は考えないかな。」
平然を装って
手元のカレーを見ながら話す。
「そっか!
あ、1人紹介出来るかも!」
「本当に!?」