第1章 出会うべくして
サイド
遊園地で遊んで以来、
相葉くんから
連絡が沢山来るようになった。
今まではいつも
ラインの一番上には翔がいたのに。
忙しいのかな。
明日大学で会えるから
大丈夫かな。
すると、電話が鳴った。
翔だ!
「もしもし!」
櫻井『もしもし!
…あー、元気?笑』
「何言ってんの!笑
元気だよ。翔は?」
今元気になったよ。
櫻井『うん。俺も元気。
明日さ、学校の後にお茶でもしねー?』
「あ、うん!もちろんだよ!
楽しみにしてるね!」
嬉しいな。翔から誘ってもらえるなんて。
それから他愛も無い話をして、
明日の事を考えながら
眠りについた。
次の日、私はいつもより念入りに
お化粧して、髪を整えて
家を後にした。