第9章 飼育2*
「早かったな。」
「いや、まだイってないんでー。」
「どうせもうイクだろ。」
「くぅっ!今までの人生で一番心に刺さったぜ今の…!」
律人は顔を歪めて腕で目を隠すが、丸見えの口角が思いっきり上がっていた。
「何喜んでるんだよ…。」
「喜んでねぇよ面白かったんだよ。」
「ツボが謎…」
後孔を限界まで広げて、賢哉が沙里の直腸を蹂躙する。
ぬりゅぅー、と巨大な陰茎が緩めのペースで入っては、またまた緩めに引き抜かれる。
「あ…!あ、んんっ…」
太いカリが壁を巻き込み、内臓まで引きずり出しそうな勢いだ。
沙里はじれったい律動に我慢ならず、自ら腰をイヤらしく捩った。
凶暴なカリが子宮の真裏をゴリゴリと擦り、キュンと収縮した子宮口が休んでいた律人の亀頭に吸い付く。
「ひやぁあっ!」
「おわっ、今のはキタわ…」
律人はたまらず腰を突き出し、蠢く最奥に深く侵入する。
再び律動を再開した時には、賢哉の陰茎がパンパンに膨れ上がっていた。
筋張った裏筋、浮き出た血管の凹凸…。
二つの陰茎がもう一度一緒に体の中を行き来して、バンバンと骨盤を柔肌に叩きつける。