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【短編集】My Favorite【R18】

第5章 飼育*


「うげぇ…俺、ケツ汁には耐性ねぇんだよな…」

「自業自得。」

「るっせー。ちょっと手ぇ洗ってくるわ。」

「ああ。」

律人がベッドサイドから離れた後、沙里は苦しい息を吐き出して腰を浮かす。
重力に任せて体を落とすと、亀頭が子宮口を突いて痺れるような快感が生まれる。

串刺しにされている感覚がたまらない。

沙里はバカの一つ覚えのように上下運動を繰り返し、賢哉の股の上で跳ねた。

「…自分が感じる所に誘導するんだ。」

「へ…?」

「………」

目を強く閉じていた沙里は、いきなり話しかけられてピタリと動きを止める。
だけど、腹痛を紛らわす快感が無いと辛いため、すぐに賢哉の言葉を聞き入れて律動を再開した。

「おお~。やってるね~。」

手を洗って戻って来た律人が目にしたのは、汗で全身をテカらせ腰を振りたくる女の姿。
上下運動に加えて体を厭らしく捩り、ストッパーの埋まったお尻をクネクネと回転させる。

扱かれている賢哉はうっすらと快感の色を漂わせ、自らも下から彼女を突き上げた。

「あ~っ!!あん、あ…んあああ!」

うねる腸壁に合わせてうねる膣。
その奥を掻き回す凶暴な陰茎。

目が眩む程の快感と激しい便意に挟まれて、沙里は殆ど意識を失った状態で突かれた。

尖った胸の先端は残像しか見えず、湿った肌がぶつかる音がやけにうるさい。
肉棒に子宮を打ちのめされ、残った僅かな感覚で膣内の変化を感じ取った。

既に蜜壺を満たしていた肉棒の質量が増し、ブルリと焼けるような熱を持ち始めたのだ。
体の中から押し出されたような声を上げ、沙里は悶絶する。
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