第5章 飼育*
「うげぇ…俺、ケツ汁には耐性ねぇんだよな…」
「自業自得。」
「るっせー。ちょっと手ぇ洗ってくるわ。」
「ああ。」
律人がベッドサイドから離れた後、沙里は苦しい息を吐き出して腰を浮かす。
重力に任せて体を落とすと、亀頭が子宮口を突いて痺れるような快感が生まれる。
串刺しにされている感覚がたまらない。
沙里はバカの一つ覚えのように上下運動を繰り返し、賢哉の股の上で跳ねた。
「…自分が感じる所に誘導するんだ。」
「へ…?」
「………」
目を強く閉じていた沙里は、いきなり話しかけられてピタリと動きを止める。
だけど、腹痛を紛らわす快感が無いと辛いため、すぐに賢哉の言葉を聞き入れて律動を再開した。
「おお~。やってるね~。」
手を洗って戻って来た律人が目にしたのは、汗で全身をテカらせ腰を振りたくる女の姿。
上下運動に加えて体を厭らしく捩り、ストッパーの埋まったお尻をクネクネと回転させる。
扱かれている賢哉はうっすらと快感の色を漂わせ、自らも下から彼女を突き上げた。
「あ~っ!!あん、あ…んあああ!」
うねる腸壁に合わせてうねる膣。
その奥を掻き回す凶暴な陰茎。
目が眩む程の快感と激しい便意に挟まれて、沙里は殆ど意識を失った状態で突かれた。
尖った胸の先端は残像しか見えず、湿った肌がぶつかる音がやけにうるさい。
肉棒に子宮を打ちのめされ、残った僅かな感覚で膣内の変化を感じ取った。
既に蜜壺を満たしていた肉棒の質量が増し、ブルリと焼けるような熱を持ち始めたのだ。
体の中から押し出されたような声を上げ、沙里は悶絶する。