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【短編集】My Favorite【R18】

第2章 生贄の乙女#


「ヒギッ…いぁあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー!!!」

部屋に充満する、壮絶な絶叫。断末魔。咆哮。
沙里の声は鉄の扉さえも揺らし、淫靡な空間を処刑部屋へと一瞬で変えた。

本能的に体は上へ逃げようともがくが、手足の拘束器具が皮膚に食い込んで痛みが走るだけ。
その間もレイの肉槍はラビアを巻き込み、内壁を目一杯押し広げて突き進む。

ブチッ…ギチッ…
ミシミシと体の中から軋むような音が聴こえる。
処女膜は早くに突き破られ、破瓜に伴う鮮血が愛液と混ざって流れた。

「ぉ゛あ゛あ゛あ゛…ん゛ッ」

可憐な少女は悲痛な大絶叫を響かせて、無慈悲な禊をその身に受けている。
肉壁がたっぷり濡れていたお陰で、挿入はまだスムーズに行われたのが救いだ。

「ほぉ…薄々感じてはいたが、これは予想以上に良い…」

三分の二がナカに呑み込まれた頃、レイが瞼を下げてにんまりと笑う。

ギュゥウ、と肉棒を搾るようなキツい締め付け。
蠢き、痙攣し、煮え滾った肉壁に食べられているようだ。

それに、沙里の蜜壺は今まで抱いた女の誰より奥が深かった。

「お前を味わえるのが一度きりなんて、実に勿体無い…」

レイの囁きなど、脳が沸騰した少女には聞こえていない。
激痛に顔を強張らせ、脂汗を流し続ける。

しかしナカの具合はかなり良いので、レイはお構いなしに最後の一押しを行った。

「あッ――――!んああ、う、ア゛…ああ!」

グチュン…!

「…おお…ピッタリだ…」

互いの骨盤が隙間なく密着し、凶暴な亀頭が勢いよく子宮口と衝突した。

レイが思わず感嘆の溜息を吐く。
極上の名器にありつけた悦びに身を震わせ、コリコリとした奥を先端で弄んだ。
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