真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第11章 真選組の夏
映画終了―――――――――
近藤&隊士達「ガタガタガタガタ」
総悟「何か青鬼に出てくるたけしみたいになってらァ。さ、解散しやすぜ」
近藤「お、俺の背後に何かいたりするか?」
隊士「だ、大丈夫ですよ!怖いこと言わないで下さい!」
隊士「う、寒気するんですけど…」
近藤「バカヤロー、真選組の人間がそれでどーする!」
隊士「今にも泣きそうな近藤さんに言われたくないっすよ!」
ガラガラ――――――
うわ、どうしよう。足が震えて立てない。
総悟「アンタらも早く部屋に戻りなせェ」
土方「わぁってるわ!!は、早く戻れ。俺は1本吸ってから帰るから」
名無し「わ、私もちょっと休憩してから戻るから!」
総悟「とか言って。2人共怖くて立てないんだろィ?」
名無し「そ、そんなわけ!」/土方「バカ言うんじゃねぇ」
総悟「なら、その手は何でさァ」
手…?自分の右手に視線を落とした。
名無し「!!」/土方「!?」
何で土方さんと手繋いでんの!?
名無し「こ、これは…土方さんがあんまり怖がってたから!」
土方「な、何を!名無しがビビリすぎて見てらんなかったんだよ!!」
すぐに手を離した。しまった、あの叫んだ時だ…
総悟「はいはい、早く戻れってんだ」
私達は生まれたての小鹿のような足を引きずって部屋に戻った。