真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第19章 真選組のクリスマス
【総悟side】
あれから数分して、名無しは腕の中で眠りについた。
頬を触ると冷たくなっている。
総悟「そろそろ部屋に戻らねぇと風邪引いちまいますねィ」
名無しを抱えようとすると着物の裾が引っ張られた。
どうやら名無しが掴んだらしい。
名無し「そ……ご……」
不意に名前を呼ばれて心臓がドクンと脈を打った。
総悟「そんな可愛い仕草で俺の名前を呼ばないでくだせぇ…」
静かに寝息を立てる赤みがかった唇にキスを落とした。
総悟「遅いですけどメリークリスマス」