真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第17章 真選組の子供達
神楽「ぶははははは!お前、あのサドあるか!?うわぁまじで笑えるネ!!」
神楽はこれ以上と言わんばかりに笑い転げる。
総悟「オメェのその顔のほうが笑えるんでィ」
神楽「なんだとコラ!?」
神楽が番傘を総悟に向ける。
新八「神楽ちゃん!一応沖田さんも今は子供なんだから手は出しちゃダメだよ!」
神楽「わ、分かってるヨ。いくら私でも今日は我慢してやるネ。
クソサドと違って大人だからなぁ!」
神楽は総悟を見下ろしながら黒い笑をうかべる。
総悟「ふっ、誰が大人だってんでさァ。大人は公園で一人、"江戸っ子まん"のポーズ練習なんてしないんでィ」
名無し「公園で…」
新八「一人で…」
土方「江戸っ子まんの…」
銀時「ポーズ練習?」
神楽の顔がみるみる赤くなっていく。
神楽「て、てめぇ…見てたアルか…」
総悟「『江戸っ子まん!へ〜んしんっ!!』こんなのだったですかねィ?」
総悟は小さな体を大きく動かしてポーズをとってみせた。
ピキピキッ――――――
神楽のキレる音が聞こえる。
神楽「うおりゃァァァァ!!」
新八「ダメだってばぁ!!」
新八が必死で神楽を止める。
神楽「離せぇぇぇ!何が子供ネ!!こいつは見た目は子供でも頭の中はクソサドのまんまネ!
やっても大丈夫アル!やらせろぉぉ!地獄に送ってやるネぇぇぇ!!」
総悟は真っ黒い笑みでジタバタしている神楽を見ている。
デジャヴ…
近藤「うるさいぞ!何を騒いでる!!」