真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
【土方side】
何であんな過剰反応したんだ、俺。
昨日から様子が変だ。
土方「ふぅ」
落ち着こう。名無しを好きなわけねぇだろ。
俺が好きだったのはアイツなんだから。
『十四郎さんのそばにいたい』
他のやつ好きになれるわけねぇじゃねぇか。
あんな顔させたのによ…
総悟「今日の土方さん、変ですぜ」
土方「総悟…」
いつから居たのか厠の外に総悟が立っていた。
総悟「何かあったんですかィ?」
土方「何もねぇよ」
総悟「名無しが心配してましたぜ」
土方「………………そうか」
自分でも何が何だか分からないが、今は総悟の口から名無しの名前が出てきたのが無性に気に食わなかった。
総悟「………………」
土方「すぐ戻るから先に回っていてくれ」
総悟「……分かりやした」