第5章 高校生活
花音side__
ゆっくりと唇を離す勝己。
さっきから私、されてばっかり!
そう思った私は
勝己の頬にキスする。
「?!」
「てへへ、仕返し」
勝己side__
仕返しだぁ?!
なんなんだ花音は。俺の理性を壊しに来てるのか?
抱きしめてそのまま全部俺のものにしたくなる気持ちに全力で蓋をする。
まだ、だめだ。そんなことしたら、花音が傷つくかもしれないから。
「俺も、風呂入ってくる」
「あ、うん!まってるねー!」
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「ふぅ」
俺は、何気なく湯船につかる。
…
……
ざぱぁぁぁぁん(波)
まて、これ花音が入ったあとの湯…?!
ドキドキドキドキ
心臓が驚くほどはやく鳴っている。
やべぇ、意識し出すと、やべえ!!