第12章 過去
渋「そんなことがあったんか。未紗ちゃんはいじめにあわんかったか?」
未紗「私もいじめにあいました。でも、お姉ちゃんがそんな嫌な思いしてまで学校いかんでええって言って励ましてくれたから、大丈夫でした。」
錦「そっかそっか。よかった。」
未紗「でも、私は知らなかったんです。閉所恐怖症になっているとは・・・。」
丸「チカはそのあと借金はどうしたん?」
未紗「ちゃんと払いましたよ。家とピアノを売って、それでも足りなくて、バイトを掛け持ちして、2年で払い終わりました。」
横「チカ、俺と同じで苦労してきたんやな。」
村「そろそろ帰るか。未紗ちゃん。何かあったら遠慮せず大倉に言いな。」
未紗「はい。今日はありがとうございました。あの、これからも姉のことよろしくお願いします。」
∞「おん。まかせとき。」