第2章 「繋がるということ」
ゴローがヒロに
「例の子食堂に来てるぞ。」と伝えた後、
私はイチゴと一緒に向かうと噂のパートナー殺しと呼ばれる少女が食べ物にたっぷり蜂蜜をかけて豪快に食べていた。
「(蜂蜜好きなのかな…)」
「うえっぷ…何でアイツまだいるのよ!」
「変わった人だねぇ…甘い物好きなのかな?」
「人じゃないでしょ、ほーらぁ…」
ミクは指で例の少女の角の形を表した。
「…そういう行為は良くないよ、あの子は皆を助けてくれたんだから。」
「ゼロ…はぁーい」
「叫竜の血があるって、本当なのかな?
それに、00番内CODEってゼロ以外存在しない筈だよね」
女子達がこんな会話をしてる中、男子達は………
「噂の感じと大分違うね…」
フトシはパンを沢山手に取りながら、そう呟いていた
「ははっ、折角の美人が台無しだな」
「…あんなに怪我してたのに、もう治ってる」
ヒロが不思議そうにゼロツーを見つめていると、
ゾロメがゼロツーの方に向かった。
「やぁやぁやぁ、君の腕前は見せてもらったよ。
良かったらこの俺様が一緒に乗ってあげようじゃん!
あの泣き虫野郎なんかより、上手くやれる自信があるぜ
今度一緒に…ひゃあぁぁぁ!!?」
途中まで、上から目線でゾロメがそう言ってると
ゼロツーがゾロメの制服に蜂蜜が付いた手で汚していた。
「何すんだよ!!あ"ー俺様の衣装が…
うわ、どうしてくれるんだよこれ!!」
ゼロツーはゾロメの文句を無視し、ヒロの椅子に乗っかり
一緒に食べていた。
「ちゃんと乗れてた、素敵だったよ____________
ダーリン♡」