第9章 「13部隊、女子との恋愛話」
その頃、ゼロはココロがいつも育てている
花壇にある1つの花を見つめていた。
「…この花も、ココロが育ててるんだ。」
余り植物の知識が無い私にとって、
毎日水を挙げて育てているココロが凄いと思った
「……あ、居た!ゼロ発見!!」
後からミクが現れ、抱きつかれた後に
女子の部屋に何故か連行された…
「(前にもこんな事あったような…)」
「で、ゼロは気になる人とか居ないの?」
「………気になる人って言われても」
「あの人いいなぁ…って思う人も?」
「うん、……今は居ないかな。」
「はぁー…、これは逆に男子達が可哀想に思ってきたわ」
「ゼロもこう言ってるんだし、
もうこの件は終わりにしよう…ミク」
「……分かったわ、もうこの件は諦める。」
「(何で男子達が可哀想になるんだろう…?)」
イチゴはミクにそう言うと、
彼女は渋々諦めお昼の為にダイニングに向かった。
「…ねぇ、イチゴ」
「ん、何?」
「私、後で皆に渡したい物があるから…
ご飯食べ終わったら皆を集めて貰ってもいい?」
「うん、分かった。
じゃあ…楽しみにしてるね」
また後で、とイチゴに言った後
私はもう一度あそこの花壇に向かった____________