第1章 「独りとヒトリ」
「あれは……獣型のフランキス?」
まるで、人型ではなく獣のようなフランキスが叫竜と戦っていた。
「これはスタンピード…?」
【スタンピード・モード】
フランクスが操縦者との制御を離れ、形状が変形
暴走状態となったもの
「でも、あのフランクス…誰が操縦してるの?」
そう呟いた途端、叫竜によって謎のフランクスは投げ飛ばされた
「………。(どうしたら…)」
叫竜が再び攻撃を仕掛けた瞬間、
突然謎のフランクスは輝き出し人型となり変形した。
「ネガティブとポジティブ、男女の意思が組み合わさり
心重ねた時鋼鉄の乙女はその本当の姿を映し出す。
これぞフランクス、素晴らしい!美しいぞストレリチア!!」
「でも、誰が乗っているの…?」
ストレリチアの稲妻の様な槍によって、
あっという間に叫竜にトドメを刺した。
「あれがフランクス、私達が乗る機体……」
ストレリチアの機体操縦置の扉が開くと、
ボロボロに倒れているヒロと謎の少女が出てきた。
「ヒロッ!?」
「何でアイツが…」
「いや、もう1人いるぞ…あれって」
少女の頭部には、血の様な赤い角が生えていた
「まさかあのピスティルって…」
「パートナー殺し…?」
「貴方達に紹介しておくわ、主属特殊部隊のピスティル
CODE02___________叫竜の血を引く少女よ。」
これが、私達の戦いの始まりであった_____________