第10章 真選組女中生活 X日目 志村新八
9/18午後12時を過ぎた頃。
少女は喉が渇いたので食堂までいきその帰りの時柱の陰におおきな動く物体を見つけた。それは近藤であった。近藤の顔には大きなたんこぶができていた。少女は驚きで目が覚め急いで近藤の傷の手当てをすることにしたのだった。
「近藤さん。大丈夫ですか?」
「う"う"っ、ありがとうちゃん。」
「どうしたんですか?、この傷。もし言いたくなければ答えなくてもいいのですが…」
「…こんな子供に気を使ってもらっちゃー世話無いな。」
近藤は苦笑いをこぼしながら、好きな人がいてその人にアプローチをするのだが全く振り向いてもらえなこと。人よりも愛情表現ご下手であるが、いつかは結ばれるはずだと、出来るだけ面白く言った。
すると、少女はその女性に会いたいと言い出したので近いうちに連れて行ってもらえることになった。