• テキストサイズ

真選組観察方筆頭山崎退と女中のメイキングラブ

第28章 新しい選択





篠原
「でも…一番腹が立つのは美奈、お前にだけど…」








佐藤
「(´⊙ω⊙`)え!?」









篠原
「いくら監察でも、

大切な人の心の中までは調べる事は無理なのに…

心の何処かで"気付いてくれるかも"って勝手に期待して

我慢してただけじゃないのか?」






篠原さんの言葉にハッとする。


私が居なくなっても必ず"見つけてくれる"ような退さんの事だから、


寂しい気持ちも…子供の事も…


気付いて向こうから声をかけてくれるって期待してた。









篠原
「つーか、監察であるのは"隊士"である時だけなんだから、

プライベートは普通の一般人…

美奈は筆頭に遠慮する必要なんかないんだよ。

寂しい時は寂しい…どうして帰ってきてくれないの?ってハッキリ言えば良いんだって。」








佐藤
「…もし…篠原さんが私の夫で……

プライベートで…仕事と私…どっちが大切なの?って聞かれて…イライラしませんか?」








篠原
「…別に。

あー、ストレス溜めてるんだなーくらい(-_-)?」







佐藤
「退は…イライラするみたいです。

吉村さんが教えてくれました。」








篠原
「…ふーん、筆頭らしいと言えば、らしいかな。」








佐藤
「?」








篠原
「…それぐらいお前に惚れてるって事だって。」








佐藤
「…(#´⊙ω⊙`#)…」








篠原
「…落ち着いてきたみたいだし、そろそろ戻った方が良い…

俺も礼服着替えたいし…

ったく今日は大変だったんだぞ!局長とゴリラ🦍の結婚式でゴタゴタ…

すっごく疲れた……」







篠原さんはそう言うと、


私を置いて何処かへ行ってしまった。







佐藤
「篠原さん……ありがとう……」







/ 1121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp