第25章 新しい女中
山崎
「佐藤!!」
佐藤
「やっぱり、追いかけてきてくれた(*´人`*)」
(え(・Д・)?)
佐藤は、
待ってました!とでも言うように振り返り…
佐藤
「退さん…!」
佐藤は甘えるように俺に抱きついてきた。
"バフッ"
山崎
「…当たり前じゃん。
あんな酷いこと言われてて……」
佐藤
「…あの七宮さん…幕府の幹部の娘さんらしいの。
仕事は出来るけど、どこも長続きしなくて…困った幹部に、
押し付けられる形で預かったんだって。
近藤さんが黙って私たちの様子を見ていたのは、
どうやって対応したら良いか様子を見ていたんだと思う……」
山崎
「そうだとしても…」
佐藤
「…退さんの胸の中…あったかい………
もう…2人きりになったんだから七宮さんの話は嫌です!」
山崎
「(´・ω・`)…」
泣き虫な佐藤が気丈に振る舞っている…
あの人見知りから、凄く成長を感じる。
山崎
「……そーだ、晩飯食った?」
佐藤
「あっ、そーいえばまだです!(・Д・)!」
山崎
「1人女子会…邪魔して悪いけど…
明後日の家探しの話でもしながら一緒に食おうよ!」
佐藤
「それなら…焼肉が良いなぁ〜(*´人`*)」