第25章 新しい女中
佐藤
「新しい女中さん?
あっ…初めまして!美奈です。
私が言うのはおかしいですけど…
後は宜しくお願いします。」
佐藤は怒る事なく笑顔で返した。
局長はそんな2人を何も言わず見つめている。
(酷すぎないか…
真選組の為に頑張ってきた佐藤が、
入ったばっかの女中にここまで貶されていても
黙ってるなんざ……)
七宮
「どうでも良いんで出て行って下さい。」
佐藤
「…あっ、はい。すみません…(;´д`)
それでは皆さん、私はこれで……」
佐藤は、
慌ただしく屯所から出て行った。
山崎
「局長……
今までアンタにはいろいろと呆れてきたが……
なんですか?これは……酷すぎやしないですか??」
近藤
「………」
高橋
「自分も局長には…幻滅しました!!」
高橋は寝所の方へ走り出し、
俺は佐藤を追った。