第2章 個人面談(面接)
佐藤
「ンッ……!!」
その時…
川の水面に反射した日の光がキラキラと私を照らしはじめた。
(………眩しい。)
その反射した光は…
とても温かくて……
そうまるで私に"決断する勇気"を与えてくれているよう……
(決めた…わたし……)
山崎
「ごめん!佐藤さん!!
ちょい仕事入っちゃって…先行くけど!
ちゃんと屯所に戻ってきてよ!!!
そしたらまたちゃんと…呑みながらでも話しよう!!」
佐藤
「…はぃ……」
山崎さんは、
急いで何処かへ向かって走り出した。
(…ありがとう山崎さん……)
私はその後ろ姿を見送った。