第14章 近藤さんは愛のハンター
佐藤
「はぁ……」
私は重い気持ちで屯所を後にしようとした時…
ある人に呼び止められる。
沖田
「今の時間はまだ屯所内の仕事だろィ?」
沖田さんだ。
あの"開かずの間"で呪われた私達は危うく結婚しそうになった仲だ…
佐藤
「それがですね…」
私は沖田さんに事の顛末を詳しく話した。
沖田
「それなら…バーゲンダッシュを手土産にしたらどうでィ?
姉御は"バーゲンダッシュ"に目が無いからねィ。」
(あっ(・Д・)!なるほど!!手土産ね!)
佐藤
「ありがとうございます!沖田さん!
それでは行ってまいります…」
沖田
「領収書は土方さん宛でさァ!!!」
佐藤
「はーーぃ!」
私は沖田さんに手を振りながら、
いざ!恒道館道場へ向かう!!