第12章 山ちゃん本気を出す!PART②
(セクハラとか言われたって良い…
美奈さんに嫌われても良い…)
山崎
「……」
美奈
「………」
唇を重ねたまま、
目を閉じている美奈さんの顔を見つめる。
白い頬が赤らんでいて可愛い…
山崎
「………」
俺は静かに美奈さんに重ねた唇を離した。
佐藤
「……///」
山崎
「…突然ビックリしたよね…ごめん。」
俺は一応、謝った。
好きな気持ちに嘘はないのだから謝る必要はまったくないのだが…
佐藤
「…山崎さん…あの……
わたし…あの……沖田さんに合わせる顔が……」
(…はぁ…気持ち届かなかったか……)