第12章 山ちゃん本気を出す!PART②
佐藤
「こんな感じかな…」
姿見の前で浴衣に着替えた自分を確認する。
長い髪の毛はいつも垂らしているけど、
今日はアップにしてみた…
(よし、行こう!)
私は部屋の外へ出た。
"パタンッ…"
するとすぐそこに外の景色を眺めながら待っている
山崎さんがいた。
その横顔は…凄く惹かれるものがある…
(なんか…獲物を見定めるような目つき…(*´ω`*))
何をみているのかと、
山崎さんの視線を追うと…
その先には、向かい側にある部屋だった。
(あー、そういう事か!
さっそく監察の仕事をしてたんだね!!
…仕事する姿…なんだかカッコイイな……)
山崎
「ん?どうしたの?」
佐藤
「(´⊙ω⊙`)!!」
(いけない!見つめ過ぎてた(;´д`))
山崎
「?」
佐藤
「ううん…なんでもないの…
ちょっと退の真剣な顔に見惚れちゃってて…」
山崎
「(*⁰▿⁰*)え!?」
(あっ!?ヤバッ…正直に言っ……)
佐藤
「ご飯…ご飯…なっ、なにかな!?
たのしみだね、退〜( #;´Д`)」
山崎
「そうだね、行こう行こう!」
(あれ?あんまり気にしてない??
良かった……)