第1章 合同面接
佐藤
「はぁ……」
縁側に座り外を眺めながら大きな溜息を吐いた。
(皆さんに比べて私ってば…)
?
「あっ。いたいた!」
"バタバタッ…"
佐藤
「(・Д・)!」
(さっきの…隊士さんだ。)
駅から屯所まで連れてきてくれた隊士さんが廊下の向こうから、駆けてきた。
佐藤
「あっ……」
私は立ち上がる。
?
「いいよ、いいよ、座ってて!」
佐藤
「あの…先程はお礼を言えずにすみませんでした…
駅から屯所まで案内をして頂いてありがとうございました。」
私は隊士さんに頭を下げた。
?
「え?あっ…別に気にしなくて良いのに!面接の一環だったから…」
佐藤
「面接の…一環?」
?
「やばっ!!((;゚Д゚))言っちゃった…」
焦りだす隊士さん。
(どういうこと?)
土方
「おい!山崎!!うっかり漏らしてんじゃねぇーよ!」
個人面談の部屋から土方さんが突然現れた。
山崎
「副長!!」
(この隊士さん…山崎さんて言うのね…)
土方
「山崎!お前、後で切腹な!」
山崎
「えっ…(;´д`)!」
(切腹((((;゚Д゚))))))))
土方
「ほらボッーと突っ立ってないで次はアンタの番だ、部屋に入りな。」
佐藤
「は…はぃ……山崎さん…ごめんなさい……」
(山崎さんの身を案じながら…
私は土方さんに言われるがまま部屋に入った。)