• テキストサイズ

真選組観察方筆頭山崎退と女中のメイキングラブ

第6章 砂城





その道中…


伊東さんとすれ違った。






佐藤
「………」








伊東
「……残念だよ、美奈さん…」








伊東さんは不気味な笑顔を浮かべて話しかけてきた。








(…もしかして!!)









佐藤
「伊東さん!!待ってください!!!」








隊士
「静かにしな!美奈さん!!」








私を牢に連れて行くために横にいた隊士さんに、


注意をされてしまった。








佐藤
「…ッ……」








あの顔…

家族に手を出したかも…いやこれから出すつもりの顔に見えた。







隊士
「俺たちも…佐藤さんが、

こんな事をするわけはないって思ってるんだ…

今は苦しいかもしれないが、さっきの星野の証言もあるから

今は耐えてくれな…」







私は下を向いた。


毎日一生懸命磨いている板張りの床が冷たくそこにある…








(女中になんて…ならなければ良かった……)








/ 1121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp