• テキストサイズ

真選組観察方筆頭山崎退と女中のメイキングラブ

第1章 合同面接





(はぁ…)





私は深く肩を落としながら一番後ろに座った。






(どうしよぅ…手が震える…)






私は自分の手をそっと握り合う。


何もしないより少しは落ち着く。






"ガラガラガラガラッ…"






っとその時、


戸が開き、さっきの隊士さんとは違う感じの隊服を着た人が入ってきた。







"ザワザワッ…"







騒つく客間…








(…(・Д・)…)







凄くカッコイイ人だった。


前列に座るおばちゃん達は手を取り合い喜んでいる。








「ゴホンッ。」








カッコイイ隊士さんが軽い咳払いをする。







(あっ…静かにして欲しいアピールだ(;´д`))








人見知りな上に人間恐怖症な私は、


いちいち人の行動に敏感な所がある。


元々静かにしていたし…


姿勢も悪くなかったけど更に姿勢を整えて下を向く事にした…


こういう時はこうしろって誰かに教わったわけじゃない…


当たり障りない行動…いや空気を読んだ行動…


生まれ持って染み付いている癖のようなもので……






"ザワザワ…"







でも…、



そんなに深く考えているのは私だけで、



周りの騒めきは収まる様子がない。






/ 1121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp