第5章 そうだ、銭湯にいこっ
せっかく美奈さんがそう言ってくれたので、
俺は…
大好きな酒の"酒風呂"を選んだ。
"ちゃぷんっ…"
山崎
「うわっ、凄く香るね(・Д・)」
思ったより香りが強くて嬉しい誤算だ。
佐藤
「あっ、ほんとですね!」
並んで湯に浸かる
山崎
「……」
佐藤
「山崎さん、ちょっと髪の毛の襟…湯船に付いちゃいますね(;´д`)
お湯の成分ってたまに髪の毛がパサパサしちゃうものもあるから…
結んであげますね。」
山崎
「え?そうなの?」
相変わらずニコニコしながら、
俺の世話を進んでしてくれる…
佐藤
「はいっ!できましたよ〜(*´ω`*)」
俺の前髪を結んで、
鯨の潮吹きみたいにした美奈さん。