第5章 そうだ、銭湯にいこっ
【山崎視点】
朝食を済ませ、
監察室で吉村と篠原とスケジュールの調整をしていたら
携帯が鳴った。
山崎📲
「え?は??」
副長からの仕事の"依頼"だった。
その仕事の依頼というのが11時から美奈さんの
"休日"に付き合って欲しいという内容だった。
俺は何で?という疑問を聞く為、
監察室から出た。
山崎📲
「俺…今日は非番じゃないの知ってるでしょう?」
土方📱
「実は…案の定、美奈からアプローチがあって、
江戸の街を案内しないといけなくなったんだが…
ついさっき松平のとっつぁんから連絡が来てな、
急遽…正午過ぎから幕府のお偉いどもと会合になっちまった…
さりげなくスーパー銭湯に誘うから、後は任せた。
プッ…ッーッーッー……」
山崎📲
「え?ちょっ!!!」
一方的に電話を切った副長…
いつも"断られそうな案件の時"はこうやって即切りをする。
山崎
「つか、なんでスーパー銭湯!?」