第16章 「あぶなァーい!スピリットベース」
ダイゴ《本当に爆弾なのか~…》
トリン「間違いない。超時空爆弾だ」
《《《え!?》》》
トリン「一度作動すると解除は不可能だ」
ノブハル《何…!?》
イアン《爆発するとどうなるんだ?》
トリン「このスピリットベースはもちろん、地底エネルギーの暴走で地上の町も消し飛ぶ!」
ダイゴ《何だと!?》
驚いたダイゴは爆弾を落としそうになる
しかしノブハルがそれを拾う
みんなに渡そうとするが、みんは避ける
ノブハル《どうしよう!!》
爆弾は光り、見ると大きくなっている
ノブハル《大きくなったー!!》
アミィ「いっそ爆発させちゃえば!」
ダイゴ《え?》
イアン《え?》
ソウジ《え?》
トリン《!!》
空蝉丸《え!?》
ノブハル《え!?》
『なるほど』
アミィ「安全な場所で。地球から放り出しちゃうとか!」
ノブハル《それだ!》
イアン《ナイス、アミィちゃん!》
みんなはスピリットベースを出る
ダイゴ《アミィ、これを!》
ダイゴはアミィのガブリボルバーを渡した
アミィ「ワオ!サンキュー!」
キョウリュウジャーたちはライデンカミツキ合体
そして爆弾を掴み、空へ飛んでいった
しばらくして空から爆発音が
『成功したんだ…』
―――スピリットベース―――
トリン「あの入り口は使えなくした。そして他の出入り口もガブリボルバーを近づけないと現れないようにしておいた」
空蝉丸「さすがトリン。仕事が速いでござるな」
ソウジ「アミィさんのとっさのひらめきで助かったね」
アミィ「私も今回反省したわ。私のためを思って、厳しくしてくれるジェントルに少しずつでも応えなきゃ」
イアン「それを聞いたらジェントルも、喜ぶぜ?」
アミィ「うん」
ノブハル「何か丸くおさまった感じだねぇ!」
ガタンッ
アミィはスピリットベースに置いてあるビーチベッドでマンガを読み始めた
そして靴を脱いで足の指を器用に使い、足を掻く
空蝉丸「はぁ…」
トリン「戦隊力に反して…女子力が低すぎる…」
みんながの周りに集まる
ダイゴ「これじゃ次のジェントル・デーも、近そうだな…」
イアン「あぁ…」
空蝉丸「それに比べて殿は…」
「「「偉いよなぁ…」」」
『へ?』
みんなで頭を撫でるのでした