第48章 「だいけっとう!アイとなみだのいちげき」
―――スピリットベース―――
ブラギガスがみんなを助け、何とか全員集まった
しかし
イアン「行かせるわけねぇだろ!」
肩を掴んで止めたダイゴから獣電池が落ちた
ダイゴ「止めないでくれイアン。オレは親父と戦う」
ノブハル「無茶だキング」
ダイゴ「俺も地球に触れた。何となくメロディの欠片だけ掴んだ。だが…どうしても邪悪な感じには聞こえなかったんだ。直接親父に確かめたい」
ソウジ「邪悪じゃないだと…?トリンがやられたのを見てなかったのか…!」
ダイゴ「すまねぇ…でも…俺はそれでも…親父や地球がトリンを見捨てるとは思えねぇんだ…!」
「「「………」」」
ダイゴ「シルバーになれたってことは…キョウリュウスピリットも味方したってことだ…。きっと何かある」
イアンはダイゴを掴んでいたソウジの手を握り、ダイゴから離した
イアン「キング…お前は信じる。言ってることの理屈もわかる。だが…心で飲み込めねぇ…。みんな同じ気持ちだ」
ダイゴ「分かるよ。だから俺に任せてくれ。1人で戦いたい」
ダイゴは空蝉丸の元へ
空蝉丸「………」
空蝉丸の手にはダイゴの獣電池が握られていた
ダイゴ「頼む…ウッチー」
空蝉丸「………」
空蝉丸はダイゴに獣電池を渡した
ダイゴはスピリットベースを飛び出した
アミィはダイゴを追いかけた
アミィ「待ってキング!」
ダイゴ「…?」
―――氷結城―――
カオス《キャンデリラ、ラッキューロ、そしてアイガロンの討伐はアイスロンドに任せました》
ドゴルド《哀れな奴だぜ…アイガロン》
カオス《間もなく片はつくかと…》
『(アイガロン……)』
カオス《ん…?》
氷結城に映像が映し出される
ダンテツ「ダイゴか…」
『キング…』
カオス《いけませんデーボス様、桐生ダイゴがこの目をする時には注意が必用です…!》
ダンテツ「決着をつけてこよう。約束を忘れるなよ…!デーボス…!」
デーボス《絶滅させるのは人間のみ…地球は残す…》
ダンテツはダイゴの元へ向かった