第5章 「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」
アミィ《ちゃん!大丈夫だった!?》
『はい、大丈夫です』
ダイゴ《おい、膝ケガしてるじゃねぇか!》
『いえ…これは…』
ソウジ《これは俺のせいだ》
『え…?』
ソウジ《置いてってごめん。手当てするって言ったのに…》
『だ、大丈夫です…たいしたケガじゃないので…』
ソウジ《よっ…》
ソウジはを持ち上げた
『!?』
アミィ《わぉ!ソウジくんかっこいい!!》
ソウジ《手当てするから。歩けないでしょ?》
『あ、歩けます…///!!』
ダイゴ《素直にお願いしますって言えばいいだろ!》
『だ、だって…///』
そしてそのままソウジの家へ
『~っ!!しみる~…っ!!』
ソウジ「ごめん。もう少しだから…」
『はい…』
ソウジ「はい、終わり」
『ありがとうございます…』
ソウジ「ホントにごめん…。俺があの時に逃げなければ…」
『いえ…油断してた私が悪いので…』
ソウジ「でも…側にいれば守れた」
『!』
ソウジ「怖い思いさせることはなかった」
『……』
ソウジ「どうしたの?」
『あ、いや…そんなに心配されるの初めてで…何て返していいか…』
ソウジ「そこは素直に「うん」って言えばいいんじゃないか?」
『そっか…じゃぁ…うん!』
ソウジは笑った
―――――
ソウジと父は剣の稽古をしていた
ダイゴたちはその光景を見守っていた
父「よくなってきたぞ、ソウジ」
ソウジ「…仲間が教えてくれた」
ダイゴたちは嬉しくなり、笑みがこぼれる
ソウジ「父さんの剣の基本を…ちゃんと身につけなきゃダメなんだ…。もっと強くなるために」
ソウジがを見た
『…?』
父「そうか…。立風館の未来はお前のものだ。新しい技を加えて…お前の信じた剣にさせていくがよい」
父は道場を出た
ダイゴ「よかったなぁソウジ!!いい親父さんだ」
ノブハル「ソウジくんとうまくやっていけ…ソウジゃない…!?」
「「「『…………』」」」
アミィ「出た親父ギャグ!」
ソウジ「ありがとうキング。みんな」
ソウジは微笑んだ
ダイゴ「これからもよろしくな!」
アミィ「やったぁソウジくん!初めて笑ったね!!」
アミィはソウジに抱きついた
ソウジ「別に…っ…俺だってたまには笑うさ…!」