第38章 「ギガガブリンチョ！きせきのシルバー」

トリン《ギガントクラウン！》

ギガントキョウリュウジンの頭部がマッドトリンに激突

マッドトリン《無駄だ！大地の闇は誰にも消せない！この俺を倒してもまたすぐ戻ってくるぞ！はっはっはっはっ！！》

空蝉丸《たとえ消せずとも、出口はこの場で塞ぐでござる！！》

ダイゴ《地獄に行ったまま二度と帰ってくんな！》

トリン《見せよう！仲間たちからもらった閃光の力を！》

《《《ギガントフォーメーション！》》》

マッドトリン《何だあれは…！》

トリン《これが進化した伝説のギガント砲！》

《《《超獣電！オールギガントエクスプロージョン！！》》》

マッドトリン《あぁぁぁぁ！兄上ーー！！》

マッドトリンは新たなギガント砲により倒された

そして大きな湖が現れた


心配してた弥生も駆けつけ、みんなでトリンの元へ向かった

ダイゴ「やったなトリン！信じてたぜ」

アミィ「超クールだったわ！閃光の勇者！」

空蝉丸「これで、身も心も我らと1つになったでござるな」

トリン「ありがとう、みんな」

みんなは微笑んだ

そこに風が吹く

『あ…ネックレスが光って…』

左に目をやると木陰に隠れているデーボモンスターが

イアン「おっといけねぇ。あいつらを掃除しとかねぇと」

ノブハル「ほほう…掃除と言えば…？」

ソウジ「俺の出番だって言うんでしょ、ノッさん。任せて！」

ソウジは走り出した

ノブハル「冗談冗談！僕も行くよー！」

みんなはデーボモンスターの元へ走り出した

トリン「」

『？』

トリン「ありがとう」

『私は何も…』

トリン「いや、してくれたよ。おかげで踏み出せた」

『よかった。本当に…』

トリン「さ、傷がまだ癒えていないんだ。スピリットベースに帰ろう」

『うん』


―――――


ダイゴ「ただいまー！」

『おかえりなさい、みんな』

イアン「傷は大丈夫か？」

『はい、大丈夫です』

空蝉丸「にしても酷いでござるな、女性にこんな傷を負わせるなど…」

ダイゴ「まったくだ！傷が残らねぇといいが…」

イアン「残ったら俺が貰ってあげるよ♪」

ソウジ「イアン！？」

『あはは…』

ダイゴ「抜け駆けはダメだぜイアン」

イアン「……へぇ？」

ソウジ「キングまで…」

『えーっと…』

アミィ「大変ね〜、ちゃん」