第5章 「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」
ノブハル「えーーー!!?」
アミィ「え!?」
ブラック《え…!?》
『え…』
ダイゴ《おっしゃぁっ!!》
ブラック《おっしゃぁじゃねぇだろ!》
ノブハル「何で銃で撃っちゃうんだよ!!」
ダイゴ《ダメなのか!?》
アミィ「あの会話の流れなら普通剣の勝負でしょ?」
グリーン《はぁ…》
グリーンは変身を解いた
『あ…!』
ダイゴ《お前…》
アミィ「ソウジくん…!?」
ソウジ「確かに…銃を使うなとは一言も言ってない。こっちの頭が硬かった。俺の負けでいいよ」
ソウジはスピリットベースを出た
『あ…ちょっと待って…!』
はソウジの後を追った
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『待って…!あの…っ!』
ソウジ「何?」
『あ、あの、わっ!』
ビタンッ!!!
石につまずき転んだ
『痛い…』
ソウジ「大丈夫か?」
『立風館さん…』
ソウジ「ソウジでいいよ。立てるか?」
ソウジが差し伸べてくれた手に自分の手を重ねた
『あ…ありがとうございます…』
ソウジ「膝…血出てるな」
『あ、大丈夫です!!』
ソウジ「このままじゃダメだろ。俺の家近くだから」
そう言ってソウジはの手を握ったまま歩き出した
歩く速度はに合わせてくれているみたいだ
『(嘘みたい…ソウジくんと手…繋いでる…それに立風館さんじゃなくてソウジくんって…)』
これをあの人たちが知ったらどうなるか…
ソウジ「大丈夫か…?」
『あ、大丈夫です…』
ソウジ「ここ」
着いたのは大きなお屋敷みたいなお家
ソウジ「そこ段差あるから気をつけて」
『あ、はい…』
「帰れ!!」
ビクッ!!
『(え…?)』
ソウジ「!」
父「君たちに話すことなどない!!」
ソウジの家にいたのはダイゴとアミィだった
ダイゴ「教えてくれ!なぜソウジはあんたを嫌ってるんだ!」
アミィ「うわ…。キング直球すぎ!」
父「…確かに好かれてはいないな。私があまりにもソウジに厳しく剣を教えるので…あれの母親は…愛想を尽かして出て行ってしまった…」
『(え…)』
父「だからソウジは私を…私の剣が憎いのだ…」
ソウジの手の力が強くなった
ダイゴ「親父さん、あいつの中にもちゃんと…あんたの剣は生きてる」