第32章 「てにいれろ!ガーディアンズのかけら」
「おめでとうございます!」
ダイゴとイアンは賞品を辞退
別の人に与えられた
空蝉丸「キング殿たちは賞品をご辞退されたでござるか?」
イアン「あぁ。結局180点の箱は誰が取ったんだか…」
ソウジ「それは光彦が…」
アミィは持っていた宝箱を開けた
中には180点と書かれた紙が
「「「『!!』」」」
光彦は秘石の入った箱をアミィに渡した
光彦「どうぞ」
アミィ「ワォ!スティメロの秘石ゲットよ!」
ダイゴ「よーしっ!!」
ソウジ「どうして…」
アミィ「あの時、光彦くんが私にくれたのよ。この3位の箱を」
光彦「僕は世界の中心に立つ男だ。助けられた礼ぐらいするさ」
光彦はソウジの目の前へ
光彦「次は正々堂々と君に勝って、アミィさんに好かれる人間になる。覚えてろ!!」
ソウジ「…甘いな。でも、今のあんたはそんなに嫌いじゃない」
2人は微笑みあった
ノブハル「そんな――っ!!」
「「「『…?』」」」
「10点はナイロンたわし1年分です」
ノブハル「こんなのナイロンたわし――!!」
―――スピリットベース―――
は怪我した足と腕に包帯を巻いていた
『足は簡単だけど…腕…難しい…』
イアン「ちゃん、手伝ってやるよ」
『わぁっ!!イアンさん!?』
イアン「みんな行こうとしてたけど、話したいことがあったから俺だけ来た」
『話したいこと…?』
イアンはの腕に包帯を巻き始めた
イアン「ウッチーから聞いた。治癒獣電池を使ったって」
『(ギクッ…)』
イアン「約束…したよな」
『あ、あれは…仕方なかったというか…』
イアン「はぁ…ウッチーはあんなんでやられるはずないだろ?」
『でも…!!』
イアン「ちゃんが1番わかってるはずだ。あれは使い過ぎればちゃんが…」
『わかってます…でも…』
イアン「コヨミちゃんの心配性は直らないな」
『………』
イアン「はい、できた」
『ありがとうございます…』
イアン「ちゃん」
『はい…』
イアンは無言で頭を撫でた
『イアンさん…』
イアン「頼むから無理はしないでくれ」
『無理はしてないです…』
イアン「はいはい」
イアンは呆れた顔での頭を撫でるのだった