第32章 「てにいれろ!ガーディアンズのかけら」
―――スピリットベース―――
イアン「みんな、ついに突き止めたぞ」
テーブルに並んでいるのは数々の秘石と獣電池
イアン「こいつはガーディアンズの秘石だったんだ」
トリン「その通りだイアン。この秘石の中のカケラは、戦いに破れ散っていったガーディアンズ。獣電竜たちの破片なんだ。その力が私の命の支えとなってくれた」
ダイゴは自分のペンダントを見つめた
ダイゴ「これはアロメラスの牙だったのかぁ…」
イアン「ただ、この士郎の秘石だけ何で空なのか…それがまだ謎だ」
ノブハル「鉄砕は最後の獣電竜のため、とも言ってたよね」
ソウジ「この秘石を13個揃えることがきっと…」
トリン「そう。ブラギガスに出会う鍵となる。やはりデーボスを完全に倒すには…十大獣電竜すべての力が必要だ」
空蝉丸「残る秘石は4つでござるな」
ダイゴ「よぉし、親父やスピリットレンジャーにだけ任せずに、俺たちも探そうぜ!!」
みんなは頷いた
アミィ「あぁっ!!そうだ!!」
アミィは自分の鞄をあさりだした
アミィ「今日開かれる知り合いの誕生日会…。苦手な人なんであんまり行く気なかったんだけど…」
アミィはみんなに招待状を見せた
「「「「『あ!!』」」」」
招待状には秘石の写真が載っていた
ソウジ「秘石がパーティーの賞品…?」
ダイゴ「おぉ!ちょうどいい!早速1つゲットだぜ!」
7人はアミィの知り合いのパーティー会場へ
それは本物の秘石だった
「「「「おぉ~…!」」」」
ダイゴ「おっ!俺のペンダントと光り合ってる」
『私のも光りました。本物ですね』
スティメロの獣電池が反応した
アミィ「ヒソッ)あ…!あれきっとスティメロの秘石ね!」
ダイゴ「ヒソッ)簡単に手に入ったなぁ~!」
みんなは喜んだ
アミィ「ねぇ!」
パタンッ…
秘石の箱を閉めた持ち主の神流光彦
アミィ「光彦くん…?」
光彦「やっと僕の誕生日パーティーにアミィさんが来てくれたと思ったら…宝石が目当てなんてさ…」