第29章 「オ・マツリンチョ!レッドちょうしんか」
『キング…!!どこにいるの…!?』
は森の中を駆け回りダイゴを探した
『(お願い…!出てきてキング…!!)』
ガサッ…!!
『!!』
キング…?それともエンドルフたち…?
『…っ』
自分の心臓の音がよく聞こえる
エンドルフは他の戦騎と比べて強い
まるでケタが違う…
音は近づいてきて、姿を現した
『キ…キング…!!』
現れたのはダイゴだった
ダイゴはを見つけると駆け寄ってすりついてきた
『キ、キング…!今はそんなことしてる場合じゃ…!』
ガサッ!
『!!キング…!!』
はダイゴの手を握って走り出した
ドォンドォンドォン!!
『エンドルフたちだ…!!』
ドォンドォン!!
『きゃっ!!』
エンドルフの銃撃はの足を攻撃した
『…っ!!』
ダイゴはの足から流れる血を見てエンドルフたちに向かって行こうとしている
『ダメ…!!キング…!!』
はダイゴの手を掴んで止めた
そして立ち上がって走り出す
エンドルフ《はぁ…頭が痛ぇ…》
ドォン!!
『きゃぁぁぁぁぁぁっ!!』
凄まじい爆音と共に、とダイゴが吹っ飛んだ
『ぐ…っ!!キング…!!』
《デーボ忍法・影封印!!》
黒いテープ状の物がの足に巻き付いた
『あっ…!!』
ドォンドォンドォン!!
エンドルフの銃撃がダイゴに当たる
『キング!!』
は足に巻き付いているのを取ろうとするがゾーリ魔に押さえ付けられてて動けない
『キング!!もうやめてエンドルフ!!』
シノビンバがダイゴを押さえつける
エンドルフ《まだ殺すなよ…》
ドォンドォンドォン!!
の足に巻き付いたものが取れ、シノビンバが攻撃された
『イアンさん…!』