第28章 「ビックリ!ガブティラにんげん」
―――スピリットベース―――
イアン「トリンは“やはり”と言っていた。敵が滅びてないことに薄々気づいていたんだろう」
ダイゴ「俺たちの知らないことを…たくさん抱えてるって前に言ってたもんな」
イアン「うん…」
ダイゴ「あ…」
イアン「何だ?」
ダイゴ「あ、いや…。トリンに聞いてみようと思ったことがあってさ…」
イアン「……親父さんが持ってたものをトリンが持ってた?」
ダイゴ「そうなんだ。プレズオンの帰還とかデーボスの復活とか、大事が立て続けだったからつい忘れちまってて…」
『トリン…』
そこにトリンが現れた
ダイゴ「おっ、トリン!あんたに聞きたいことが…!」
トリン「後にしてくれダイゴ!」
イアン・ダイゴ「え…?」
トリン「気配を感じた。底知れぬ…異様な気配だ…!」
『さっきから胸がざわついていて…落ち着かないんです…』
ダイゴ、イアン、はデーボスの元へ向かった
しかしいるのはドゴルドだけ
ダイゴ《やめろドゴルド!!》
ドゴルド《待ちかねたぜキョウリュウジャー…うちの新顔を紹介してやるよ…》
煙の中で2つの何かが光っている
影は近づいてくる
イアン《何だ…?》
ドゴルド《フッ…》
イアン《デーボモンスターか…?》
ダイゴ《違う…!》
『(あいつだ…!!この胸がざわつく感じ…!!)』
ダイゴ《あいつ…ただのモンスターじゃねぇ…!》
イアンとダイゴは構えた
《はぁ…頭が痛ぇ…》
《《『……………』》》
《あぁ、悪ぃ悪ぃ。こっちの話だ。お前らが憎すぎて目眩がしたのさ…》
イアン《何だと!?》
ドォンドォンドォン!!
敵はいきなり銃で攻撃
ダイゴ《!!隠れてろ!!》
『う、うん…!!』
は建物の陰に隠れた
銃口はダイゴとイアンに
柱の陰に隠れるが、敵の連射により柱が破壊された
ダイゴとイアンは大ダメージ
『キング!!イアンさん!!』
は急いでソウジたちに連絡した
ダイゴ《何者だお前!!》
《俺はエンドルフ。怨みの戦騎だ》