第4章 調教
「わ……すごい」
思わず声に出してしまう程半田くんのソレは立派なモノだった。
今まで一度もセックスをした事が無いなんて勿体ない。
「ぁっ…、せんぱ…っ…」
「すごい…ドクドクいってる……」
お腹に付きそうなくらい勃ち上がっているソレを優しく握り上下に扱く。
先端からはすでに先走りの液が零れていて、いつイってもおかしくない状態だ。
「…半田くんだってひとりHくらいするでしょ?」
「……、」
答えるのが恥ずかしいのか口を噤む彼。
動かしていた手を止め意地悪くその耳元で囁く。
「…教えてくれなきゃ止めちゃうよ?」
「っ…」
「ひとりでシてる?」
「……、はい…」
「ふーん……どのくらいの頻度で?」
興味本位でそう聞くと、彼は躊躇いながらも小さな声で答えてくれた。
「…最近は……毎日シてます…」
「へぇ…やっぱりエッチなDVDとか観ながらするの?」
正直彼がそんな事をしているところなんて全く想像がつかないけれど。
彼はどんなタイプの女優さんやシチュエーションが好きなんだろう?
…なんて考えながら、先走りで濡れている先端をぐりぐりと刺激してあげた。
「ッ…、ぁ……先輩…っ…」
「んー?」
「俺…っ……毎日先輩の事思い出しながら…、ひとりでシてます…っ…」
「っ…」
予想外の事を言われ思わずドキリとしてしまった。
エッチなDVDでも女優さんでもなく、私で性欲を満たしているという彼。
何だか健気で可愛いとさえ思えてくる。
「そんな可愛い事言ってくれるなんて…ちゃんとご褒美あげなきゃね?」
「……、」
「もっとエッチな妄想が出来るように…私が手伝ってあげる」
そう告げ、さっき彼に脱がされた自分のショーツを手に取った。
そして今にも弾けそうな彼のモノを、その淡いピンク色のショーツで優しく包み込む。
「せ、先輩…っ…」
「…どう?興奮する?」
「ッ…」
わざと焦らすように、さっきより力を弛めて上下に扱く。
彼の体液により、徐々に広がっていくショーツの染み…
それを見ているだけでこちらまで興奮してきてしまった。
「ぁっ…、先輩…っ…、」
「ふふ…もうイっちゃいそうだね?」
「んっ、ぁ…」
「いいよ……思う存分出して?」
「ぅ…、あ…ッ…」
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