第32章 I am making my mind
ここまで、アイアム!を読んで下さってありがとうございました。
爆豪に片思いして、轟に片思いされるだけの単純なお話。
いかがだったでしょうか?
全然単純じゃねぇじゃん!!と突っ込んで頂けると、幸いです。
2018.12月末…『⚡︎』にいただいたレビュー。
『夢主がヴィランの仲間で、それから英雄の子達と恋に落ちるという小説を書いてほしい』
そのレビューを見た時、
思いついたのが、このアイアムのプロット(ヴィランの夢主が雄英に潜伏する、つまり内通者夢主)でした。
絶対、求められたものとは違うだろうなと思いながら
約4ヶ月、設定を練りに練って、流れを考え…出来上がったのが
「私」という言葉を一切使わない夢主。
夢主視点を書かないで進む物語でした。
第三者目線が大の苦手な私…
読者様にバレないように書くのは大変でした。
たくさんのレビューで、『一途な夢主が可愛い』と言ってもらうたび
しめしめ、騙されてくれてるな
という思いと
ごめんなさいー
という思いが交差してました。
このままプロットを変えて、爆豪とラブラブなままで終わらせようかと悩みもしましたが、
相談した夕凪さんに「自分の書きてぇもんちゃんと見ろ!(CV梶)」と言われ(そうは言われてない)
書きてぇもんちゃんと書きました。
この作品、冒頭に書いた通り、いつも親しくしてくださっている、ひらがなさん。夕凪さん。に多々手伝ってもらっての執筆でした。
突然語彙力表現力が高まっているところは、そうです。
林間の戦闘、最終章ほぼ書いてもらいました。
本当にありがとうございます。
オメガバースがこの小説の特徴ですが
その設定は、公開一時間前に付け足したものでした。
本当は、アルファだと思っているベータの爆豪、別の作品で書く予定でしたが
キスミーと、この作品がある以上
原作沿いは、もうかけないだろうと思い、加えてみることにしました。
おかげで、爆豪ベータの暴露が隠れ蓑になって、夢主がヴィランである伏線等が隠れてよかったです( ¯ω¯ )
公開から、完結まで2ヶ月未満…
たくさんの方に読んでいただけて、とても嬉しかったです。
何度も読み直したくなる…。
切なくて涙が溢れる。
そんな作品に仕上がっていれば嬉しいです。
2018.6.10松姉