第2章 アイシテイルカラナカセタイ
グチグチッ……と生々しい音が部屋中に響いてる。
その音が鳴る度に、オレはバニーの下で身悶えてしまうんだ。
「バニ……も…無理ッ…」
「もう…ですか?
まだ2回しかイッてませんよ。」
「お前は、だろッ…!
オレは……もう…ずっと……ゥアッ!」
「ああ、そうですね。
虎徹さんのココ……もうドロドロになってる…」
「ヤメッ……!」
クスッと意味深に笑ったバニーの大きな手が、オレのイチモツを軽く握る。
バニーの少し冷たくて、あの綺麗な長い指に先端を擽られているんだって思ったら、もう……
「ンッッ!」
「フフ…また出て来た。
コレ、もう透明になっちゃってますよ。
ホラ……分かります、虎徹さん?」
オレから噴き出たモノを、態々オレの目の前に持って来た指先でネチャネチャと弄ぶバニー。
お前って……ホントに……
オレを煽るのが……上手い。
………今夜、自分が何回射精したのかもう分かんねえ。
既に自分の意思とは関係無く、バニーの一挙一動に身体が勝手に反応しちまうんだ。
今だって、俯せに組み敷かれたオレの中にはバニーのデカイ…アレが挿入ってて……
何か腹の底からゾワゾワとしたむず痒い感覚が湧き上がり、全身が小刻みに震えちまってる。
オレの身体は一体どーなっちまったんだって……ちょっと怖くなった。