• テキストサイズ

Send this song 【アイナナ】

第7章 Promise



「おまたせしました!今年のアイドル新人賞が決まったようです__!」


TRIGGERや他のグループの方たちにも一通りインタビューを終えると、

いよいよ結果が出たらしく会場は一気に静まりかえり、緊張感で包まれていた。

いつの間にか手が震えていたらしく、零ちゃんがギュッと握ってくれて、

大丈夫。と言ってくれたおかげで怖くなかった。




「まず、女性アイドル部門から!」



「女性アイドル部門、新人賞を受賞したのは____




Canere____!!」


わああああ、という歓声が会場いっぱいに溢れ

新人賞を受賞したと気づいたのは、零ちゃんが私を抱きしめてきた時だった。

「えっえっ、嘘。」

「嘘じゃない。取ったんだよ、新人賞__」

おめでとう、という声があちこちから聞こえ、

ああ、夢じゃないんだなと実感した。


/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp