第4章 progress
無事に音楽番組の収録を終え、
零ちゃんと会話を交わしながら楽屋に足を向けた。
楽屋の前でTRIGGERのみなさんに出会った。
「お疲れ。」
お疲れ様です、と楽さんに返すと、
後ろに居た十さんがそうだ!と思い出したように喋り出した。
「俺らこれから食べに行くんだけど、2人もどう⁇」
「今日はもう予定ないですけど…」
「じゃあ行こうよ!男3人じゃ華がないしね。」
一応先輩の誘いということもあって断れず、
ご飯を一緒させてもらうことになってしまった。
零ちゃん男の人苦手って前に言ってたけど大丈夫かな。
「じゃあ、着替え終わるまで外で待ってるね。」
了解です、と返し急いで楽屋に入り着替えた。