第14章 8月
今回の喧嘩もそれが原因。
「せめて病院には行かせたいの、お願い!」
このまま故障箇所を放置してバスケが出来なくなるのは嫌だから、とまるで自分の事の様に悲痛に訴える桃井に、アリスはわかった、と頷いた。
『でも一つだけ条件があるの。』
「何?」
『青峰君の方からアクションが無ければ、私からは動かない。』
そう言ってアリスは自分の連絡先を書いた手紙を二枚、桃井に渡した。
一枚は桃井に、もう一枚を青峰に渡して欲しい、と。
「仲直りのいいお土産が出来ましたね。」
黒子はそう言うとクスクスと笑った。