• テキストサイズ

君と僕とが主人公LS

第62章 新 8月 Ⅲ


それに仮に自分が圧倒的なパフォーマンスで負かしてしまったとしても、今の仲間達がバスケを辞めてしまったり、彼等のプレイスタイルを変えてしまったりする原因にはならないだろうという安心感。


「倒す決意と仲間への信頼がトリガーになったという事なら確かに、今まで入れなかった理由も納得出来ますね。」

『練習ではそこまで強く『倒すぞ!』って思わないじゃない?まぁ、負けたくもないから手を抜く事なんで絶対にしないけど。』

「んだよ、それ。」


だから私の場合、その意思に多少の憎悪みたいな感情もあるのかもしれないね、とアリスはどこか悲しげな表情を浮かべた。
/ 439ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp