第2章 みゃあの首輪
学秀の部屋に入り、みゃあをひざの上に乗せる。
『今日ね、みゃあにプレゼント持ってきたんだぁ!ジャーン!首輪!』
そう言いながら小ぶりの鈴が付いたピンクの首輪をみゃあにつける。
『やっぱり、かっわいぃ〜!ね!学秀、カルマ!』
学秀『まぁ、ひとついいか?』
『何?』
学秀『みゃあはオスだ。』
『えぇ〜!!!そうだったのぉ?私、てっきり女の子かと…。』
カルマがみゃあを抱き上げる。
カルマ『あっ、ほんとだぁ〜!ちっちゃいけど確かにオスだぁ』
みゃあ『……怒。』
みゃみゃみゃみゃ〜!
カルマを爪で引っ掻き、逃げて行く。
学秀『赤羽、男のプライドをへし折ってやるな。たとえ小さくとも、それを口に出すなど、みゃあに失礼だろ!』
みゃあ『……怒』
みゃみゃみゃみゃみゃ〜!
学秀に爪で引っ掻き、またもや去っていく。
カルマ『あははは!浅野君だって思ってたんじゃんかぁ!』
学秀『くっ…。飼い主に爪を立てるとは…。』
『こら、2人共!みゃあをイジメたら私が許さないからね!』
そういうまぁを見ると、みゃあはこれみよがしにまぁの胸にカラダをめり込ませ、まぁの唇をなめ、俺たちを見る…。
カルマ&学秀『……あいつ…絶対喧嘩売ってるな…。』