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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第47章 【おそ松ルート】今こそ全ての想いを・・・ 


 
 続きを言おうとしたところで、おそ松に唇を塞がれてしまう。
 強く押し付けただけのキスは、文字通り、言葉を塞ぐ目的があったのだろう。

「待って。その続きはまだ言わないで? 俺が先に言うからっ」

「う、うん・・・・・・わかった」

 おそ松は一つ大きく咳払いをし、一呼吸置くと、静かに口を開いた。

「ナス子・・・・・・俺と、付き合ってくれ。 俺の彼女になってほしいっ・・・・・・・お前の、本当の彼氏に、なりたいんだ」

「━━━━━━っしょうがないなぁ!!」

 ナス子はそう言って笑うと、自分からおそ松に抱きつき、顔を肩に押し付ける。

「おいっ、なんだよその返事!」

「ふっ、ふふっ・・・! ・・・はい、こちらこそよろしくお願いします・・・! 私の、彼氏になってください! ━━━無期限で!」

「━━━━━━それでいいのだ!!」

 二人は笑って視線を交わすと、どちらからともなく唇を重ね、夜が明けても二人の身体が離れることはなかった。



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