第10章 寿司
それを確認してから十四松を呼ぶ。
すると大きな「あいっ!」という返事が聞こえ、階段をくだる音が聞こえてきた。
「なんすか一松兄さん!」
「ごめんね。十四松。この前の……。」
そう言うと十四松は頭にはてなマークを浮かべた。
「……何かあったっけ?」
「覚えてないの……。」
まじかよ。
この前の喧嘩のやつ……。
嘘だろ?
「この前の喧嘩。おれ達のせいで十四松達まで巻き込まれたでしょ?」
「あぁ!それならチョロ松兄さんに言って!」
「え?」
「チョロ松兄さんがあのふたりとめたんだよ!すっげー怖かった!」
チョロ松兄さんが……。
なんか意外。ほっときそうなのに。
「でも、一松兄さんとカラ松兄さんが仲直りしたみたいだから良かった!」
そう言って十四松がはにかんだ。
「……ありがと十四松。」
そう言って頭を撫でると嬉しそうな顔を浮かべた。