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色松恋物語

第9章 話


『未読十七件』

そう画面に浮かび上がった。
……十七件!?
誰だよそんなに……。
トークアプリを開くとそれは全部十四松兄さんからだったということが分かった。
その内容は全て一松兄さんに関するもので。

『一松兄さんが、カラ松兄さんと喧嘩しちゃったんだって!』

『だから、トド松仲直りのお手伝いしてあげて!』

……。十四松兄さんは本当に一松兄さんが好きなんだね。
……ボクは、十四松兄さんのこと……好きなのに。
十四松兄さん……一松兄さんじゃなくて……ボクのこと好きになってよ。

「お願い……。」

「なにがー!?」

「!?」

ふと聞こえた声の主を探す。
その主はあっさりと見つかった。

「……ううん。なんでもないよ。」

そう言うとその男は信じられないようで考える時のくせである猫目でボクを見つめた。
だけど、したから兄さんの呼ぶ声がして「あいっ!」と、元気な返事をして下へと駆け下りて行った。
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