第34章 ナンパの日(カラ一)
今日はカラ松とのデートの日。
そして今は赤塚駅前で待ち合わせ中。
ぼくらは毎回必ず待ち合わせをする。
なんでって?
なんか……デートって感じするじゃん?
「そこの紫の可愛いお兄さ~ん!」
そんな男の声が聞こえた。
ゲイ?それともカツアゲ?
まぁ、どっちにしてもぼくには関係ないけど。
紫……は合ってるけど、可愛いは当てはまらない。
「お兄ーさん!聞いてる?」
ぽんと肩に手が乗せられる。
え、まさかぼくに言ってんの?
「……おれ?」
「そうそう!!おれおれ!!これからお出かけ~?」
「あ、はい。」
まじかよ~。めんどくせ。
早くカラ松来ないかな……。
「じゃあさ、俺とお出かけしようよ!」
そう言っておれの手を掴みどこかへ歩きだそうとする男。
「えっ!?ちょっ、」
え、待って!
この人ガチ!?
てか力強っ!振り解けないんだけど!?
やだっ!怖い……っ!
カラ松……カラ松助けてっ!!
そう願った時、その手を誰かが掴んだ。